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【登場人物】
- ガマえもん:頭に大きなガマぐちポケットがついた、カエル型未来ロボット。世界中の成功者のヒミツを記録した「黄金のメモ」を持っている。
- ケンタくん:小学5年生。スピーチ大会に出ることが決まって、心臓のバクバクが止まらなくて困っている。
プロローグ:心臓がバクバク!これって失敗のサイン?
ケンタ:「ガマえもん、助けて!スピーチのことを考えると、心臓がバクバクして、手も震えてきちゃうんだ。やっぱり僕には無理だよ……。緊張して、本番で失敗しちゃうかもって不安なんだけど、これってダメなことの『前ぶれ』なのかな?」
ガマえもん:「ははは、ケンタくん。それは大きな勘違いだよ!実はそのドキドキはね、ケンタくんの脳が『最高の力を出そうぜ!』って準備を始めている合図なんだ 。」
ケンタ:「えっ? 心臓がこんなにバクバクして苦しいのに、これが成功するための準備なの!?」
1. 脳は「今」の気分で未来を決めつけちゃう
ガマえもん:「ケンタくん、人間の脳にはね、『今の気分』をベースにして未来を想像しちゃうっていうクセがあるんだ。今のケンタくんは緊張して苦しいよね? だから脳が勝手に『本番もずっと苦しくて、失敗するに違いない』って、間違った未来の映像を映し出しちゃっているだけなんだよ。」
ケンタ:「そっか……。今のドキドキにだまされているだけなんだね!」
ガマえもん:「そうだよ。例えば、お腹がいっぱいパンパンの時に『もう一生、ラーメンなんて食べない!』って思っても、お腹が空けばまた食べたくなっちゃうだろう? それと同じで、いざ本番が始まってしまえば、今の不安なんて魔法みたいに消えちゃうものなんだよ。」
2. 「あるもの」じゃなく「ないもの」に目を向けよう
ガマえもん:「ケンタくんは今、『緊張している自分』とか『噛んじゃうかも』っていう、目に見える不安(あるもの)ばかりに注目しちゃっているね。」
ケンタ:「うん。悪いことばかり考えちゃうよ。」
ガマえもん:「ここで裏ワザだよ! あえて『まだ起きていない良いこと(ないもの)』を探してみるんだ。『スピーチが終わった後のスッキリした気持ち』や『みんなが拍手してくれる姿』を想像してみてごらん。」
ケンタ:「自分にしかできないスピーチをやり遂(や)げて、みんなの前で胸をはっている自分を想像したら……。あ、ちょっとワクワクしてきたかも!」
3. 困った時は「未来の自分」に会っている人に聞こう!
ガマえもん:「どうしても不安が消えない時の、たった一つの確実な解決策を教えるよ。それは、『スピーチ大会を経験したことがある人』に、今の気持ちを相談することだ!」
ケンタ:「経験者の人に?」
ガマえもん:「そう。自分の頭だけで未来を想像すると脳のワナにはまっちゃうけど、実際に体験した人は『僕も緊張したけど、終わってみたら楽しかったよ』って、正しい未来の気持ちを教えてくれるんだ。 人間の一番の武器は、『自分ひとりで悩まず、他人の経験を自分の力』にできることなんだよ。」
ケンタ:「そっか、じゃあパパやママ、学校の先生にどんな気持ちだったか聞いてみるよ!」
エピローグ:レベルアップのための「経験値(けいけんち)」
ガマえもん:「その意気だね、ケンタくん!緊張するのは、ケンタくんがそれだけ『一生懸命やりたい』と思っている証拠なんだ。そのバクバクはね、新しい自分に進化するための『レベルアップの経験値』なんだよ 。たとえ本番でつまずいたとしても、そのドキドキを乗り越えて挑戦したことは、絶対にケンタくんの大切な経験になるからね 。」
ケンタ:「レベルアップの経験値かぁ……!失敗を恐れずに挑戦することが、自分を強くする一番の宝物になるんだね !ありがとう、ガマえもん!このバクバクをエネルギーにして、思いっきり楽しんでくるよ!」
おしまい



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