ガマえもんが教える『信用してはいけない危険なもの 7選』

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登場人物

  • ガマえもん:ケンタの将来を誰より心配しているカエル型ロボット。大切なお金を守る方法を教えてくれる、頼れる相棒。
  • ケンタくん:コツコツ貯金ができる頑張り屋さん。素直すぎてだまされやすいけど、ガマえもんの話を一生懸命きいて、賢い冒険者を目指している。

プロローグ:お金を狙う影!?「味方のフリをしたドロボウ」に気をつけろ!

ケンタ:「ねぇガマえもん!僕、コツコツ貯めたお金を将来のために使いたいんだ。でも、世の中には僕が知らない『お金のルール』がたくさんあるでしょ?知らないうちに損するのは嫌だから、損しないコツを教えてほしいな!」

ガマえもん:「おっ、ケンタくん。いいところに気づいたね!実はこの世界は、ルールという地図を持っていないと迷っちゃう『ジャングル』みたいなものなんだ。うっかり迷い込むと、ケンタくんの貯金を狙うハイエナ……いや、『君のお金をごっそり奪おうとする悪い大人たち』が手ぐすね引いて待ってるんだ。」

ケンタ:「ええっ!?せっかく貯めたお金を取られるなんて絶対イヤだよ!どうすれば守れるの?」

ガマえもん:「それはね、『誰の言葉を信じるか!』を見分ける力をつけることだ。今日は特別に、お金を守るために絶対に信じちゃいけない『味方のフリをしたドロボウ』を7人、教えてあげよう!」

1. 「無料」で教えてくれるお金の専門家

ガマえもん「まず1つ目。銀行の窓口の人や無料で相談に乗ってくれる『お金の専門家』だね。」

ケンタ:「えっ、専門家だよ?優しそうだし、プロなんだから信じてもいいじゃない。」

ガマえもん:「甘いね、ケンタくん。ジャングルにいるライオンが『 ケンタくん、こっちへおいで、助けてあげるよ』って言ったら、君はついていくのかい?」

ケンタ:「そ、それは食べられちゃうから行かないけど……。でも、銀行の人は食べたりしないでしょ!?」」

ガマえもん:「体は食べないけど、『財布の中身』はパックリ食べるのさ。彼らの目的は、相談の最後に、君のお金をごっそり削り取っていくような『高い商品』を買わせることなんだ。そうすれば、彼らは会社からボーナスをもらって、その夜に高級なお寿司を食べられるってわけさ。」

ケンタ:「ええ〜!僕が損をして、その人の晩ごはんが豪華になるなんて、そんなのズルいよ!」

ガマえもん:「でしょ?彼らは『君にとって一番いいもの』じゃなくて、『自分が一番儲かるもの』を勧めてくるんだ。だから、困った時にまず頼るべきは、きれいなお姉さんのいる窓口じゃなくて、自分の指とインターネット。まずは自分でググる(検索する)!これが、このジャングルで生き残るための鉄則だよ。」


2. ニコニコ近づいてくる営業マン

ガマえもん:「2つ目は、向こうから『これ最高ですよ!』ってニコニコ近づいてくる営業マンだ。」

ケンタ:「でも、ビシッとしたスーツを着て、ハキハキ話す人は頼りになりそうだよ。」

ガマえもん:「そこが落とし穴なんだ!ケンタくん、クラスで一番流行っているアプリゲームや面白いマンガは、わざわざ誰かが『これ読んで!』ってお願いしに来るかい?」

ケンタ:「ううん!みんな自分から『貸して!』とか『どこで買ったの?』って聞きに行ってるよ。休み時間はその話で持ちきりだもん。」

ガマえもん:「だよね。本当にいいものは、黙っていてもみんなが自分から探しに行くんだ。わざわざプロのお喋りな人を雇(やと)って売りに来るのは、『そうしないと売れないくらい値段が高いか、中身が普通だから』なのさ。そのお喋りな人のスーツ代やカッコいい靴の代金も、実はケンタくんが払う商品の値段にこっそり上乗せされているんだよ。」

ケンタ:「ええっ!じゃあ、僕が払うお金の中に、その人のスーツ代とかに入ってるってこと? なんだか損した気分じゃん。」

ガマえもん:「さらに恐ろしいのは、彼らは『心のスキを突く魔法の言葉』の使い手だってことだ。『今だけ特別ですよ!』とか『隣のタケルくんも買いましたよ!』なんて言われると、なんだか欲しくなっちゃうだろ?」

ケンタ:「そ、その魔法にかかったこと……あるかも。」

ガマえもん:「っははは!気づいたね。それはケンタくんが本当に必要だから欲しがってるんじゃなくて、魔法で『欲しいと思い込まされてる』だけなんだ。いいかい、本物の冒険者は、人から『これいいよ』と言われた道には進まない。自分から『これが欲しい!』と決めた道だけを進むんだ。」

3. お家の修理をすすめる業者さん

ガマえもん:「3つ目は、お家の壁や屋根を直してくれる『リフォーム業者(お家の修理屋さん)』だね。」

ケンタ:「えっ、壊れたところを直してくれる親切な人たちじゃないの? なんで信じちゃダメなの?」

ガマえもん:「お家を直すのって、『正しい値段』がめちゃくちゃ分かりにくいんだよ。ケンタくん、消しゴム1個の値段は大体わかるだろ?」

ケンタ:「うん、100円くらいだよね。」

ガマえもん:「じゃあ、屋根を1枚直すのにいくらかかるか、パッとわかるかい?」

ケンタ:「……全然わかんない。1万円? 10万円? 100万円?想像もつかないよ。」

ガマえもん:「でしょ? この『いくらが正解か見当もつかない』っていうのが落とし穴なんだ。本当は10万円で直せるのに、『30万円かかります!』って笑顔で言われても、ケンタくんには嘘か本当か判断できないだろ?」

ケンタ:「うっ……確かに。『プロが言うならそうなんだな』って、言いなりになっちゃうかも。」

ガマえもん:「だから、1つの会社だけを信じてすぐに決めちゃダメなんだ。3つくらいの会社を呼んで、同じ修理にいくらかかるか比べる『相見積もり(あいみつもり)』をするんだ。これをボクは『お値段の比較(ひかく)大会』って呼んでるよ。」

ケンタ:「メニュー表(見積もり)を比べるんだね! それなら僕にもできそう!」

ガマえもん:「あと、自分でもYouTubeでお家の直し方を少しだけ見ておいて、『僕、ちょっと詳しいですよ』って空気を出さないと、何も知らない『カモ(だましやすい相手)』だと思われて、どんどんいらない修理をプラスされちゃうから気をつけてね!」


4. ネットに落ちてる「すぐ儲かる話」

ガマえもん:「4つ目は、ネットやSNSで見かける『これをすれば1ヶ月で100万円!』みたいな儲け話だ。」

ケンタ:「えー!そんなのあったら僕、すぐやってガマえもんに高級な油揚げ買ってあげるよ!」

ガマえもん:「……気持ちは嬉しいけど、それは『かりんとう』だと思って食べようとしたら『犬のうんこ』だった、っていうくらい危ない話だよ、ケンタくん。」

ケンタ:「汚い例えはやめてよ!(笑)」

ガマえもん:「いいかい、この世に『楽に儲かる話』なんて存在しないんだ。もし本当に儲かるなら、人に教えずに自分でこっそりやるはずでしょ?有名人の名前を使って近づいてくる偽物も多いから、絶対に無視すること!」


5. 家電量販店の「値札」

ガマえもん:「5つ目は、電気屋さんの値札。あれを信じてそのままの値段で買うのは、お金を捨ててるのと同じだよ。」

ケンタ:「えっ!値札って『この値段で売ります』って決まってるんじゃないの?」

ガマえもん:「あれはね、お店側が『このくらいで売れたら嬉しいな〜』っていう希望なんだ。スマホでネットの安値を調べて、『これより安くなりませんか?』って可愛くお願いしてみるんだよ。」

ケンタ:「そんなことしていいの?怒られない?」

ガマえもん:「大丈夫!お店の人も相談されるのを待ってるんだ。僕もこの前、最新のルンバを安くしてもらうために、地面から50メートルくらいの低姿勢でおねがいしたよ。」

ケンタ:「ガマえもん、地面に埋まってるじゃない(笑)」


6. 商品の「ランキングサイト」

ガマえもん:「6つ目は、ネットで見かける『これがお得!おすすめランキング!』みたいなサイトだね。」

ケンタ:「1位の商品なら、みんなが『いい!』って言ってるから、絶対に安心でしょ?」

ガマえもん:「そこがワナなんだよ、ケンタくん。実はね、あれは『本当におすすめな順』じゃなくて、『その商品を売っているお店から、ガッポリお小遣いがもらえる順』で並んでいることが多いんだよ。」

ケンタ:「ええっ! 1位なのは、一番いいものだからじゃなくて、お小遣いがいっぱいもらえるからなの?」

ガマえもん:「その通り! 書いている人が『自分では一度も使ったことがない』のに、適当(てきとう)なことを書いて1位にしていることもあるんだ。だから、文字だけのランキングを信じるより、YouTubeで実際に使っているところを見せたり、本当の感想を言ったりしている人を探す方が、ずっと騙(だま)されずに済むよ。」


7. 親の『昔の常識』は、今の常識じゃない!?

ガマえもん:「最後は……ちょっと言いにくいんだけど、ケンタくんのお父さんやお母さん、周りの大人のアドバイスだね。」

ケンタ:「ええー! パパやママのアドバイスも信じちゃダメなの!? 僕のことを一番に思って言ってくれてるのに?」

ガマえもん:「もちろん、パパやママはケンタくんのことが大好きで、守りたいと思ってるよ。でもね、今の時代は、パパたちが子供だった頃とは全然違うんだ。『銀行にお金を預ければ、勝手(かって)に増える』とか『家を買えば、一人前の大人』っていうのは、昔の常識なんだよ。」

ケンタ:「今は違うの? 増えないの?」

ガマえもん:「今は、銀行にお金を預けても全然増えないし、昔に比べて、ものの値段がどんどん高くなっている。昔は100円で買えたものが、今は150円ないと買えない、なんてことが起きているんだよ。だから、昔のやり方をそのままマネしてると、いつの間にかお金が足りなくなっちゃうのさ。」

ケンタ:「……ちょっと怖いな。どうすればいいの?」

ガマえもん:「大切なのは、親の言うことを全部そのまま信じ込むことじゃなくて、『今の時代に合った方法』を自分で学ぶことなんだよ。僕もこれから、ケンタくんと一緒に勉強していくからね!」


エピローグ:知識の盾と、真実の地図

ケンタ:「……なんだか、信じられるものが自分しかいないみたいで、ちょっと大変そうだね。」

ガマえもん:「ははは! でも大丈夫。こうやって『ワナがある』って知っているだけで、ケンタくんはもう他の子より安全なんだ。知識(ちしき)という盾(たて)を持った勇者(ゆうしゃ)だよ!」

ケンタ:「知識の盾かぁ。かっこいい! 僕、もっと勉強して『愛されるお金持ち』になるよ!」

ガマえもん:「その意気だよ、ケンタくん! よし、ご褒美(ほうび)に……僕の『真実(しんじつ)の地図(ちず)』を見せてあげようか?」

ケンタ:「えっ、地図? なにが書いてあるの? 伝説(でんせつ)の島?」

ガマえもん:「それは……『これから君が学ぶ、もっと賢いお金の増やし方』のヒントさ! 7つのワナを抜けた先には、もっとお得な『お宝スポット』がたくさんあるんだよ。さぁ、地図を開いて! 次の冒険(ぼうけん)に出発だ!」

ケンタ:「ガマえもん、最高! これからもよろしくね!」

ガマえもんが、僕の小さなガマ口財布を、ポンポンと軽くたたいた。

ガマえもん:「いいかい、ケンタくん。本物のお宝は、このガマぐちの中だけじゃなくて、君の頭の中にもあるんだよ。僕と一緒に、世界一の『お宝』を作っていこうね!」

おしまい


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