ガマえもんと「時間が消える呪い」のヒミツ

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登場人物

• ケンタくん:小学5年生。宿題、サッカー、塾、ゲーム……やりたいことが多すぎて、いつも「時間がない!」と叫んでいる。

• ガマえもん:頭にガマ口がついた、おしゃべりなカエル。お金と時間の使い方の達人。


第1幕:現れた「時女(ときおんな)」

ケンタ:(机で頭を抱えて)「あー!もう!宿題も終わってないのに、明日は漢字テストだし、サッカーの練習もしなきゃいけないし、でも新しいゲームもやりたい!時間が1ミリもないよ!もっと時間が欲しいよ~!」

ガマえもん:「……ケンタくん、その言葉、危ないよ。」

ケンタ:「うわっ、ガマえもん!何が危ないの?」

ガマえもん:『時間がない』って言い続ける人の後ろには、『時女(ときおんな)』っていうお化けが取りつくんだ。ほら、ケンタくんの窓の外を見てごらん……。」

ケンタ:「えっ!?(窓を見る)……誰もいないよ?」

ガマえもん:「今は逃げたみたい……。でも、髪が長くて、黒い服を着て、目がピカッと黄色く光る女の人が見えたら、それは末期症状。忙しさがピークになると、その呪いで人生を台無しにされるんだ。」

ケンタ:「ひえぇ!どうすれば追い払えるの!?」

ガマえもん:「方法はたった1つ。『時間がない』っていう言い訳をやめて、自分の『本当にやりたいこと』と向き合うこと。」


第2幕:「時間がない」の本当の意味

ケンタ:「向き合うって言ったって、本当に時間がないんだもん!学校はあるし、寝なきゃいけないし……。」

ガマえもん:「ケンタくん。時間は、世界中の誰にでも、1日24時間平等にある。有名なお金持ちも、プロのサッカー選手も、ケンタくんも、ボクも、みんな同じなんだ。25時間持ってる人はいない。」

ケンタ:「……まあ、それはそうだけど。」

ガマえもん:「だから、『時間がない』を正しい言葉に言い換えてみると……それは、『今やってることの方が、新しくやりたいことより大事だ』っていう意味。」

ケンタ:「えっ?どういうこと?」

ガマえもん:「例えば、『宿題をやる時間がない』って言ってる時は、『宿題より、今やってるゲームや、ダラダラしてる時間の方が、自分にとって優先順位(大事な順番)が上だ』って脳みそが判断してるってこと。」

ケンタ:「うっ……。そう言われると、ちょっと心当たりが……。」

ガマえもん:「『時間がない』って言うのは、『自分は運が悪い。神様が時間をくれない』って言い訳してるのと同じ。でも本当は、自分が何に時間を使うか、自分で選んでるだけなんだよ。」


第3幕:最強の解決策「やる理由」を見つける

ケンタ:「でもガマえもん、全部大事なんだよ!どうすれば、本当にやりたいことのために時間を作れるの?」

ガマえもん:「最強の解決策を教える。それは、『それをやる理由』を見つけること!」

ケンタ:「やる理由?」

ガマえもん:「そう。例えば、お医者さんに『太ってるから運動しなさい』って言われても、みんななかなかやらない。でも、『あと1年で死んじゃいますよ。でも運動すれば助かります』って言われたらどう?」

ケンタ:「それは、意地でも運動するよ!死にたくないもん!」

ガマえもん:「それが『やる理由』。人は、『やらなきゃ死ぬ!』とか『これが大好きでたまらない!』っていう個人的で強い理由があれば、どんなに忙しくても勝手に時間を作る生き物なんだ。」

ケンタ:「そっか。僕がサッカーの練習をサボっちゃうのは、まだ『プロになりたい!』っていう理由が、ゲームより弱いのかな……。」

ガマえもん:「いい気づきだね。その理由は、誰かに言われたことじゃダメだ。『お母さんが勉強しろって言うから』じゃなくて、『自分はこうなりたいから、これをやる!』っていう、自分だけのワクワクする理由を探すんだよ。」


第4幕:ガマえもん流「自分を見つける冒険」

ケンタ:「でも、その理由がなかなか見つからないんだ。どうすればいい?」

ガマえもん:「よし!じゃあ、この週末に『ひとり作戦会議』をしてみよう。スマホもゲームも置いて、静かな場所で自分と話す。ボクが宿題を出すよ!」

  • 1. 日の出を見る(太陽が登るのを見て、パワーをもらう!)
  • 2. インターネットをやめる(答えはネットにはない。ケンタくんの心の中にある!)
  • 3. 好きな匂いや場所を見つける(自分が何をしてる時に幸せか、五感で感じる。)
  • 4. 「やりたくないこと」を全部書き出す(「掃除したくない」「叱られたくない」……何でもいい!)
  • 5. それを「やりたいこと」に変える(「叱られたくない」なら、「褒められるくらいすごいことをしたい」に変える!)

ケンタ:「やりたくないことをひっくり返すのか。それならできそう!」


最終幕:さよなら、時女さん

ガマえもん:「これをやると、自分が何に時間を使いたいか、ハッキリ見えてくる。そうすれば、優先順位が変わって、自然と『あ、これやってる場合じゃないな』って思えるようになるよ。」

ケンタ:「わかった!僕、今週末はゲームをお休みして、近くの公園でじっくり考えてみる。自分の『やりたいこと』の理由を見つけて、時女さんを追い払ってやるよ!」

ガマえもん:「その意気だ!今日から始めれば、未来はいくらでも変えられる!」

ケンタ:「ありがとう、ガマえもん!よし、まずはこの宿題を『将来の自分への投資』だと思って、サクッと終わらせてくる!」

ガマえもん:「(ガマ口をパチリと鳴らして)いい顔になったね。……おっと、あそこの窓から時女さんが悔しそうに消えていったね。さあ、みんなも『時間がない』という言い訳を卒業して、ワクワクする人生を歩み出すんだよ!」    

おしまい


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