【資産と負債】お金持ちが買っているもの、貧乏になる人が買っているもの

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今日は「資産と負債」を勉強しよう

ガマえもん:「ケンタくん、今日は資産と負債について勉強しよう」

ケンタ:「しさん…ふさい…? もう名前からむずかしいよ」

ガマえもん:「大丈夫。この2つは、それぞれ一言で言えるんだ」

資産は、あなたのポケットにお金を入れてくれるもの(プラスの持ち物)
負債は、あなたのポケットからお金を奪っていくもの(マイナスの持ち物、つまり借金)

ケンタ:「入れてくれるか、持っていかれるか。それだけ?」

ガマえもん:「それだけだよ。でもこれが分かると、買い物のしかたが変わるんだ」


資産は「お金を連れてくる味方」

ケンタ:「資産って、どんなものがあるの?」

ガマえもん:「まずは貯金だね。いつでも使えるし、置いておくと少しだけ利息がつくよ」

ケンタ:「りそく? 何それ」

ガマえもん:「銀行がお金を預かったお礼にくれる、おまけのお金のことだよ」

ケンタ:「へえ! ほかにもあるの?」

ガマえもん:「株や投資信託だね。会社を応援するお金を出すと、会社が儲かった時にお礼が返ってくるんだ」

ケンタ:「お礼がもらえるんだ!」

ガマえもん:「配当金というよ。それと、人に貸している家。毎月家賃が入ってくるよね」

ケンタ:「持っているだけでお金がもらえるの、いいなあ」

ガマえもん:「あとは、後で買った時より高く売れるものだね。限定のスニーカーやカードもそうだよ」

ケンタ:「え! じゃあ、ぼくのカードも資産?」

ガマえもん:「高く売れるならね。ただし必ず値上がりするとは限らないから、そこは気をつけよう!」


負債は「お金を連れ去る相手」

ケンタ:「じゃあ負債は、借金のこと?」

ガマえもん:「そうだね。友だちに『1000円貸して』と借りたお金も、りっぱな負債だよ」

ケンタ:「あとで返さなきゃいけないもんね」

ガマえもん:「ローンもそうだよ。ゲーム機を月々3000円の分割で買うと、払い終わるまでお金が出続けるんだ」

ケンタ:「分割って、なんか安く感じるのに…」

ガマえもん:「毎月の金額が小さく見えるからね。でも合計はちゃんと同じか、それ以上なんだ」

ケンタ:「ほかにもあるの?」

ガマえもん:「リボ払いやキャッシングだね。手数料がたくさんつく、とくに危険な負債だよ」

ケンタ:「危険って、どのくらい?」

ガマえもん:「返しても返しても減らない、ということが起きるんだ。ここは絶対に覚えておいてほしい」


知らないだけで、お金は減っていく

ケンタ:「でも負債って自分で買うんでしょ? 気をつけていれば大丈夫だよね」

ガマえもん:「それがね、知らないうちに増えていることも多いんだ」

ケンタ:「えっ、勝手に増えるの!?」

ガマえもん:「たとえばスマホ。使っていないサービスの料金を、何年も払い続けている人がいるんだよ」

ケンタ:「なんで止めないの?」

ガマえもん:「止め方を知らないんだ。そもそも入っていることに気づいていない人も多いよ」

ケンタ:「知らないだけで、お金が出ていっちゃうんだ…」

ガマえもん:「反対もあるよ。国からもらえるはずのお金を、知らなくて受け取っていない人もいるんだ」

ケンタ:「うわ、もったいない!」

ガマえもん:「そうだね。つまり知らないということ自体に、お金がかかっているんだよ」


知っている人と、知らない人が話すと

ケンタ:「でもさ、知らないほうが悪いの? なんだかくやしいよ」

ガマえもん:「悪いとは言わないよ。ただ、売る側は毎日その勉強をしている。そこに大きな差があるんだ」

ケンタ:「あ! ゲームでも似たことあるよ」

ガマえもん:「どんなことだい?」

ケンタ:「『絶対レアが出るよ』って言われて、いっぱい課金しちゃった子がいたんだ」

ガマえもん:「まさにそれだね。知っている人と知らない人が話すと、知らない側が損をしやすいんだ」

ケンタ:「じゃあ、どうすればいいの?」

ガマえもん:「その場で決めないこと。一度持ち帰って、自分で調べる。これだけでほとんど防げるよ」

ケンタ:「調べるだけでいいの?」

ガマえもん:「うん。『かんたんに儲かる』『今だけ』と急がせてくる話ほど、いったん止まってほしいんだ」


いちばん面白いのは「家と車」

ケンタ:「ねえ、家とか車はどっちなの? すごく高いから資産でしょ?」

ガマえもん:「ここが今日いちばん面白いところだよ。まず車から考えてみようか」

ケンタ:「うん、考える!」

ガマえもん:「車は買ったあとも、ガソリン代、保険、税金、車検代がかかり続けるよね」

ケンタ:「持ってるだけでお金が出ていく…あ、負債だ!」

ガマえもん:「しかも売る時は、買った値段より下がることがほとんどなんだ」

ケンタ:「じゃあ、家はどうなの?」

ガマえもん:「自分が住む家なら、ローンを返して、税金を払って、修理代もかかる。これも負債になりやすいね」

ケンタ:「えー! マイホームなのに!」

ガマえもん:「ところが、その同じ家を人に貸したらどうなると思う?」

ケンタ:「あっ、家賃が入ってくる!」

ガマえもん:「家賃がローンの返済より多ければ、同じ家でも資産に変わるんだ」

ケンタ:「同じ家なのに、逆になっちゃうの!?」

ガマえもん:「そう。物そのものではなく、お金がどちらに動くかで決まるんだよ」


まとめ:買う前の口ぐせを作ろう

ケンタ:「なんだか、見え方が変わってきた気がする」

ガマえもん:「いいね。ではお金持ちがやっていることを言うよ。おどろくほど単純なんだ」

ケンタ:「なになに?」

ガマえもん:「資産をどんどん増やして、負債をできるだけ減らす。本当にこれだけだよ」

ケンタ:「ほんとにそれだけ? 何か秘密があるかと思った」

ガマえもん:「秘密はないんだ。むずかしいのは、どっちなのかを見分けるところだね」

ケンタ:「ぼくにも見分けられるかなあ」

ガマえもん:「口ぐせを一つ作ればいいよ。買う前に、こう言ってみるんだ」

ケンタ:「なんて言うの?」

ガマえもん:「これを買ったら、ぼくのポケットにお金が入る? それとも出ていく?」

ケンタ:「言うだけでいいの? 我慢しなくていい?」

ガマえもん:「我慢しろとは言わないよ。ただ、どっちを買っているか分かって買う。それが大事なんだ」

ケンタ:「分かって買えばいいんだね! それならできそう」

ガマえもん:「そう。その口ぐせを手に入れた今日が、お金持ちへの第一歩なんだよ」

おしまい


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