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登場人物
• ケンタくん:元気いっぱいの小学5年生。最近、お小遣いの使い道に悩んでいる。
• ガマえもん:頭にガマぐちポケットがついている不思議なカエル。世界中のお金と成功のヒミツを知っている。
1. 魔法の道具?「時短家電」のなぞ
ケンタ:「ねぇガマえもん!さっきお母さんが『奮発(ふんぱつ)して、自動でお掃除してくれるロボットを買っちゃった!』って大喜びしてたんだ。でも、あんなに高い買い物なのに、なんでニコニコしてるのかな? おもちゃじゃないのに、不思議だよ。」
ガマえもん:「ケンタくん、それはね。お母さんはただのロボットを買ったんじゃなくて、自分へのごほうびに『自由な時間』を買ったからなんだよ。」
ケンタ:「えっ、時間を買う? ふんぱつって、高いお金を払うことだよね? お金で時間が買えるの!?」
ガマえもん:「(自分のがま口の頭をパチンと鳴らして)そうなんだ。たとえば、掃除に毎日30分かかるとするよね。ロボットが代わりにピカピカにしてくれたら、お母さんの30分がまるごと自由になるだろ? そのあいた時間で、お母さんはケンタくんとゆっくりおやつを食べたり、読みたかった本を読んだりできるんだ。」
ケンタ:「そっか! お母さんがニコニコしてたのは、やりたいことができる時間が増えたからなんだね。」
ガマえもん:「その通り! お金をただ使うんじゃなくて、『やりたくないことを減らして、やりたいことをする時間を増やす』。その『あいた時間』をどう使うかが、成功へのヒミツなんだ。」
2. その1:未来の自分へのプレゼント(自己投資)
ガマえもん:「じゃあ、そのロボットのおかげであいた30分で、お母さんが『副業(ふくぎょう)』……つまり新しいお仕事を始めたり、お料理の勉強をしたりしたら、どうなると思う?」
ケンタ:「うーん、フクギョウ……? お仕事の練習かな。もっとお金を稼げるようになるかもしれないし、お料理がもっと上手になって、みんながハッピーになるかも!」
ガマえもん:「Good (グッド) くん(大正解)! それを『自己投資(じことうし)』って呼ぶんだ。お金を使って時間を生み出し、その時間で自分をパワーアップさせる。これは、『未来の自分』に素敵なプレゼントを贈るようなものだね。」
ケンタ:「未来の自分にプレゼント……! なんだか、ゲームのキャラクターが進化させて強くしたり、新しい魔法を覚えるみたいでカッコいい!」
ガマえもん:「そうだよ! 今の自分ががんばった分だけ、未来の自分が強くなる。ただお金を貯めるだけじゃなくて、こうやって自分を磨くことで、将来もっと自由で楽しい人生をつかめるようになるんだよ。」
3. その2:心の栄養になる使い方(豊かな浪費)
ケンタ:「じゃあさ、勉強しないで僕と一緒にピクニックに行っちゃったら?それはダメな使い道なの?」
ガマえもん:「いいや、それもすごく素敵なことだよ!家族で笑ったり、おいしいお弁当を食べたりするのは、自分を成長させる勉強とは違うけれど、心を豊かにしてくれるよね。画像ではこれを『豊かな浪費(ろうひ)』って呼んでいるんだ。」
ケンタ:「ロウヒ……?それって、お金をムダ使いするって意味じゃないの?」
ガマえもん:「ただのムダ使いとは違うんだよ。心がポカポカしたり、一生の思い出になったりする使い道は、人生を幸せにするために必要なものなんだ。だから『豊かな』浪費なるんだね。」
ケンタ:「そっか! お母さんがロボットを買ってくれたおかげで、僕とのピクニックの時間ができたなら、そのロボットは『心の栄養』も運んできてくれたってことだね!」
4. 一番大切なのは「買った先」のこと
ケンタ:「なるほど! お金で時間を買ったあと、その時間を『何に使うか』が一番大事なんだね。」
ガマえもん:「その通り! ケンタくん、いいところに気がついたね。一番もったいないのは、せっかく自由な時間を手に入れたのに、『なんとなく』スマホを眺めたりして、何をしたか覚えていないまま時間が過ぎちゃうことなんだ。」
ケンタ:「あちゃ〜、僕もたまにやっちゃうかも……。」
ガマえもん:「Bad (バッド) くん。でもね、自分でしっかり決めて使うなら、どっちを選んでも正解なんだよ。
- 自分の未来をパワーアップさせるために使うなら『自己投資(じことうし)』
- 自分の心をワクワク・ハッピーにするために使うなら『豊かな浪費(ゆたかなろうひ)』
このどちらかを自分で選んで、その時間を思いっきり楽しめているなら、お母さんの買い物は大成功なんだ!」
ケンタ:「わかった! 自分で決めるのが大事なんだね。……よし! 僕もお小遣いを貯めて、宿題が30分早く終わる『魔法の計算ドリル』を買うことにするよ。それで、あいた時間でガマえもんとキャッチボールしたいな!」
ガマえもん:「あはは! それは僕にとっても、最高の『豊かな浪費』になりそうだ。喜んで付き合うよ、ケンタくん!」
おしまい


