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ガマえもんが教える「落ちてからが勝負」の本当の意味
ケンタ:「ガマえもん…また放送委員のオーディションに落ちたよ。これで2回目。もうぼく、向いてないのかな」
ガマえもん:「おかえり、ケンタくん。1つ聞いていいかな。2回目は、1回目と何を変えて挑戦したんだい?」
ケンタ:「え? 何も変えてないよ。同じように名前を言って、同じ原稿用紙を読んだだけ…」
ガマえもん:「なるほど。実はね、それが落ちた本当の理由かもしれないんだ。今日は『落ちてからが勝負』という言葉の、本当の意味を教えるよ」
選ぶ側は「うまさ」より「人柄」を見ている
ケンタ:「でもさ、選ばれるのって、結局うまい人なんでしょ? 声がいいとか、読むのが上手とか」
ガマえもん:「それが違うんだ。選ぶ側の多くは、技術より先に『この人と一緒にやりたいか』を見ているんだよ」

ケンタ:「え、うまさじゃないの?」
ガマえもん:「うまさは後から練習で伸びるからね。でも、素直さや一生懸命さは、なかなか教えられない。だから先生も会社の面接官も、まずそこを見るんだ」
ケンタ:「じゃあ、『選んでくれる人は何を望んでるか』を想像するのが先なんだね」
ガマえもん:「その通り。相手が望んでいることを想像する力。これが選ばれる人の一番の共通点だよ」
同じやり方の繰り返しは「挑戦」じゃない
ケンタ:「でも『あきらめずに何度も挑戦しろ』ってよく言うじゃん。 ぼく、2回も挑戦したのに…」
ガマえもん:「ここが今日一番大事なところだよ。ゲームで同じ装備・同じ作戦のまま、同じボスに何回も突っ込んでいったらどうなる?」
ケンタ:「そりゃ…何回やっても負けるよ。装備を変えたり、弱点を調べたりして攻略しなきゃ」
ガマえもん:「挑戦もまったく同じなんだ。何も変えずにもう1回お願いするのは、挑戦じゃなくて、ただの繰り返し。相手には『何も考えてないな』って伝わってしまうんだよ」
落ちる理由を1つずつ消していく
ケンタ:「じゃあ、何を変えればいいの? 落ちた理由なんて教えてくれないよ」
ガマえもん:「3回目の挑戦で夢の仕事をつかんだ人の話をしよう。1回目は技術が足りずに落ちた。だから猛練習した」
ケンタ:「それで2回目は受かったの?」
ガマえもん:「2回目も落ちた。技術は認められたのに、理由は『働けるのが土日だけ』。会社勤めをしながらの挑戦だったんだ」
ケンタ:「そんなの、どうしようもないよ…。ふつうは、そこであきらめちゃうと思う」
ガマえもん:「でもその人は違った。3回目、なんと会社を辞めて『フルタイムで働けます』と言って挑んだんだ」
ケンタ:「ええっ、仕事を辞めてまで…! 落ちたらどうするつもりだったの?」
ガマえもん:「本人は決めていたんだって。『これでダメなら仕方ない』と言えるまで、受からない理由を全部消す。だから3回目でつかめたんだ」

ケンタ:「すごい…。落ちるたびに、理由を1個ずつ消していったんだね」
ガマえもん:「そう。『落ちてからが勝負』の本当の意味は、落ちた理由を考えて、消してから、もう一度挑むこと。ただ何度もお願いすることじゃないんだ」
落ちた日は「宝の地図」をもらった日
ケンタ:「でもさ、落ちた理由って、どうやって見つければいいの?」
ガマえもん:「紙に書き出すのがおすすめだよ。『声が小さかった?』『練習が足りなかった?』『選ばれた子と自分は何が違った?』。思いつくだけ書いてみるんだ」
ケンタ:「あ…選ばれた子、原稿を見ないで前を向いて読んでた。ぼくはずっと下を向いてたかも」

ガマえもん:「ほら、もう1つ見つかった。落ちた日は負けた日じゃない。直すべき場所が書いてある『宝の地図』をもらった日なんだよ」
まとめ:次の挑戦までにやること
ケンタ:「ぼく、決めた! 今日から原稿を覚えて、前を向いて読む練習をする。3回目は、変えたぼくで挑戦するよ!」
ガマえもん:「いい顔になったね、ケンタくん。今日はまず、落ちた理由を紙に3つ書き出してみよう。それが『落ちてからが勝負』の第一歩だよ」
おしまい


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