【正しい努力の仕方】努力が空回りする子と実る子の違いは「順番」でした

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がんばりを実らせる「3つのそろえ方」

ケンタ:「ガマえもん! ぼく、サッカーが上手くなりたいんだ。だから新しいスパイクと、サッカーの本と、かっこいいユニフォームを買ってもらう!」

ガマえもん:「おお、やる気だね。じゃあ聞くけど、ケンタくんは何ができるようになりたいんだい?」

ケンタ:「え? だから…上手くなりたいの! 全部だよ、全部!」

ガマえもん:「うーん、それは危ないな…。実はね、がんばりには実るがんばりと、空回りするがんばりがあるんだ。今日はその違いを教えるよ」


「なんのため?」がないと、がんばりは空回りする

ケンタ:「がんばりが空回りって、どういうこと?」

ガマえもん:「たとえばね、『漢字テストで100点を取りたい!』って言いながら、毎日計算ドリルをやってたらどう思う?」

ケンタ:「それじゃ漢字は書けるようにならないよ! 漢字の練習をしなきゃ」

ガマえもん:「そうだろう? でもみんな、意外と同じことをしてるんだ。『なんのため?』を決めずに、なんとなくがんばってると、タイヤは回ってるのに前に進まないんだよ」


ゴールが決まると、道具と練習が決まる

ケンタ:「じゃあ、どうすればいいの?」

ガマえもん:「順番はいつも同じ。①ゴールを決める ②ゴールに合った練習を選ぶ ③実際にやる。この3つがそろって、初めてがんばりは実るんだ」

ケンタ:「ぼくの場合は…そうだ、『リフティングを20回できるようにする!』だけど…」

ガマえもん:「いいゴールだね。そうすると、必要なのは高いスパイクじゃなくて、ボール1個と毎日の練習だって分かるだろう? ゴールが決まると、いらない買い物も減るんだよ」


道具を集めただけで、満足しちゃう人たち

ケンタ:「うっ…。ぼく、新しいノートとペンをそろえただけで、勉強した気になったこと、あるかも」

ガマえもん:「ふふ、正直でいいねぇ。実はそれ、大人の世界にもたくさんいるんだ。本を読んだだけ!道具をそろえただけ!調べただけ!で『やった気』になっちゃうんだよね!」

ケンタ:「大人もなんだ! なんでやらないの?」

ガマえもん:「準備って気持ちいいからね。でも料理の本を100冊読んでも、卵ひとつ割らなきゃ料理はできない。準備は、始めてから本物になるんだ!」

ケンタ:「そういえば、お父さんの本棚にも、読んでない本がいっぱい並んでたような…」

ガマえもん:「はは、それは内緒にしておこっか(笑)。買った日が、一番やる気のある日。だから小さくでいいから、その日のうちに始めるのがコツだよ」


失敗は、自転車のこけ方と同じ

ケンタ:「でも、やってみて失敗したらどうするの? カッコ悪いよ」

ガマえもん:「ケンタくん、自転車に乗れるようになったとき、1回もこけなかったかい?」

ケンタ:「いっぱいこけたよ。ひざ、すりむいたもん。…あ、そっか。こけたから乗れるようになったのか」

ガマえもん:「その通り。失敗せずに成功した人なんて、この世に1人もいないんだ。ただしね、大ケガだけはダメだよ」

ケンタ:「じゃあ、すりむくくらいの失敗なら、してもいいの?」

ガマえもん:「いくらしても大丈夫。むしろ成長のしるしなんだ」

ケンタ:「テストで90点取っても、間違えた1問ばっかり気にしてたのも、もったいなかったのかな」

ガマえもん:「いいところに気づいたね。90点は10問中9問も正解したってこと。できたほうを先に見てあげる。これは大人にも、ぜひ覚えていてほしいことなんだ」


まとめ:ゴール、道具、そして一歩

ケンタ:「ぼく、決めた。ゴールは『まずリフティング20回!』 高いスパイクも、かっこいいユニフォームもいらない。今日から庭で10分練習する!」

ガマえもん:「やるじゃん!言うことなしだね。ゴールを決めて、合った練習を選んで、今日やる。これでケンタくんのがんばりは、空回りせずにちゃんと実るよ」

おしまい


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