世界一の男は怒らない?ガマえもんが教える「心のハンドル」の秘密

この記事は約4分で読めます。

【登場人物】

  • ガマえもん: 頭に大きなガマぐちポケットがついた、カエル型未来ロボット。世界中の成功者のヒミツを記録した「黄金のメモ」を持っている。
  • ケンタくん: 小学5年生。少年野球チームに入っているが、試合でミスをしてすぐカッとなってしまうのが悩み。

プロローグ:怒っているうちは「負け」?

ケンタ:「もう、最悪だよガマえもん!さっきの練習で、相手チームのやつにバカにされたんだ。だから言い返してやったんだけど、まだイライラが止まらないよぉ。」

ガマえもん:「おやおや、ケンタくん。頭から湯気(ゆげ)が出てるよ。でもね、今のケンタくんは、自分から『負けました』って言っているようなもんだよ」

ケンタ:「えっ?言い返したんだから、僕の勝ちだよ!黙ってたら負けたみたいじゃん!」

ガマえもん:「そこが大きな間違いなんだ。世界で一番結果を出している大谷選手みたいな一流の人はね、こう考えているんだよ。『イライラした瞬間に、もう負けている』ってね」


1. 感情のハンドルを奪(うば)われるな

ケンタ:「大谷選手が……?でも、ひどいこと言われたら怒るのが普通だよ!」

ガマえもん:「いいかい、ケンタくん。想像してみて。ケンタくんの心は、一台の車なんだ。いつもはケンタくんが運転席に座って、右や左にハンドルを切っているよね?でも、誰かに悪口を言われてイライラした瞬間、ケンタくんは運転席を飛び出して、その『嫌な相手』にハンドルを渡しちゃっているんだ」

ケンタ:「ハンドルを渡す……?」

ガマえもん:「そう。相手が『怒れ!』と言えば怒り、『悲しめ!』と言えば悲しむ。つまり、相手に操(あやつ)られているロボットみたいなもんなんだ。相手に勝とうとして怒っているつもりだけど、実は相手の思い通りに動かされているだけなんだ。これって、すごくカッコ悪くないかい?」

ケンタ:「えぇ!……。僕、アイツに操られているの?それはなんか悔しーい」


2. 他人の言葉は「天気」と同じ

ガマえもん:「世の中にはね、『自分で変えられること』と『自分ではどうしようもないこと』の2つしかないんだ。他人の言葉や、ネットの悪口、それから今日の天気もそうだね。これらは全部、自分ではどうにもできないことなんだよ」

ケンタ:「そうだね。『雨、やめぇー!』って空に向かって言っても、雨はやまないもんね!もし空に向かって本気で怒ってる人がいたら、僕、ビックリしちゃうよ」

ガマえもん:「ハハハッ、そうだよね!雨が降ったからって空にキレる人はいないのに、どうして他人の言葉にはキレちゃうんだろう?他人の機嫌(きげん)なんて、雨や風と同じ『天気』だと思えばいいんだ。言い返したり、気にしたりするのはパワーの無駄遣いだよ。そんな『心の雑音(ノイズ)』は全部無視して、自分ができることに集中するのが一番なんだよ」


3. 自分へのイライラは「成長のチャンス」

ケンタ:「でもさ、ガマえもん。たまに自分にイライラすることもあるよ。『なんでこんな簡単なボールが取れないんだ!』とかさ。これも天気と同じで、無視していいの?」

ガマえもん:「おっ、ケンタくん、いい質問だね!実は、そこが『フツーの人』と『一流の人』の運命の分かれ道なんだ。自分へのイライラは、大谷選手に言わせれば『最高のチャンス』なんだよ」

ケンタ:「チャンス!?あんなにムカムカしてるのに?」

ガマえもん:「そう。自分にイライラするのは、『こうなりたい!』というカッコいい理想の自分に、今の自分が追いついていない証拠なんだ。つまり、『ここを直せばもっとすごくなれる!』っていう、宝物……つまり『伸びしろ』を見つけた瞬間なんだよ」

ケンタ:「宝物……。イライラが宝物に見えるの?」

ガマえもん:「一流の人は、自分にイライラした時、絶対に人のせいや運のせいにしないんだ。『どうすれば次はうまくいくんだろう?』って、まるで名探偵みたいに原因を探し出す。そうやって、どんどん自分をアップデートしていくんだよ」


エピローグ:ノイズを歓声に変える力

ケンタ:「そっか……。相手に怒るのはハンドルを渡すこと。自分に怒るのは、レベルアップのヒント。なんだか、イライラするのがもったいなくなってきたよ」

ガマえもん:「その意気だよ、ケンタくん。弱い人は周りを変えようとしてイライラするけど、強い人はまず自分を整えるんだ。ケンタくんが自分を磨いて、圧倒的な結果を出せば、さっきの悪口(ノイズ)だって、いつか全部ケンタくんへの『応援の拍手(歓声)』に変わっちゃうんだから」

ケンタ:「よし!明日の練習は、誰に何を言われても自分のハンドルを離さないぞ。まずは、自分のフォームをどう直すか考えることに集中するよ!」

ガマえもん:「うん、いい顔になったね。誰かに自分のハンドルを渡さない人だけが、自分の行きたい場所へたどり着けるんだ。その強い心があれば、いつか嫌な悪口も全部消えて、最後にはケンタくんを「すごい!」って褒める大きな歓声に変わるはずだよ!」

おしまい


コメント

タイトルとURLをコピーしました