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プロローグ:10年後のタイムカプセル
ある日の午後。ケンタくんは、ガマえもんが持っていた不思議な「未来の窓」をのぞき込んでいました。そこに映っていたのは、大学を卒業して会社員1年目になった、少し大人びたケンタくんの姿です。
ケンタ:「わあ、僕、スーツを着て働いてる!かっこいいなぁ。でも、なんだかちょっと疲れた顔をして、財布を寂しそうにのぞいてるよ…」
ガマえもん:「おやおや、未来のケンタくんは『お金の種まき』を忘れてしまったみたいだね。社会人1年目は、『一生お金に困らない人生になる』か『ずっと苦労する』かの分かれ道なんだ。よし、今のうちにお金に困らない『5つの魔法』を教えてあげるね!」
1. 「10枚のクッキー」の法則
ガマえもん:「ケンタくん、もし10枚のクッキーをもらったら、全部食べちゃう?」
ケンタ:「うーん、お腹が空いてたら全部食べちゃうかも!」
ガマえもん:「それが危ないんだ。社会人になったら、お給料(手取り)の10%は『絶対に食べない(貯金する)』と決めるのが、世界中のお金持ちが守ってきた黄金のルールなんだ」
ケンタ:「10枚のうち1枚だけ残すの?それだけでいいの?」
ガマえもん:「そう。その1枚が、将来とんでもない『宝物』に化けるんだよ。有名なお金持ちバフェットさんは、100円を落とした時に『200万円落とした!』って悲しんだんだって。それは、その100円をずっと運用(お金に働いてもらって、増やすこと)していたら、将来それくらいの価値になったはずだから。若い時の1円は、おじいさんになった時の100円くらいの価値があるんだよ!」
2. 「心のスキマ」を狙うお姉さんに注意!
ケンタ:「会社に入ったら、優しく教えてくれる人がたくさんいるよね?」
ガマえもん:「それが…会社には、スーツをビシッと決めた『保険のセールスさん』がやってくることがあるんだ。『将来のために、今のうちにこの保険に入りましょう』ってね。でも、独り身の若いうちは、高い保険はほとんどいらないんだ!」
ケンタ:「えっ、入らなくていいの?」
ガマえもん:「そうだよ。『めったに起きないけど、起きたら人生が終わるくらい大変なこと』(例えば、火事で家が燃える、車で人を傷つけるなど)だけに備えればOK。それ以外は、さっきの10%貯金で十分カバーできるんだ。」
ケンタ:「でも、もしケガをして入院しちゃったら、貯金だけじゃ足りなくない?」
ガマえもん:「そこが日本のすごいところさ!僕らには最強の味方、『健康保険』があるんだ。もし大きな手術をして100万円の医療費がかかったとしても、『高額療養費制度』というルールがあるから、実際に窓口で払うのは月々だいたい8万円〜9万円くらいで済むようになっているんだよ。」
ケンタ:「えっ、100万円が9万円に!?それなら貯金でなんとかなりそうだね。」
ガマえもん:「その通り!さらに会社員なら、病気で長期間働けなくなっても、お給料の約3分の2が支給される『傷病手当金』なんて制度もある。民間の高い医療保険に毎月何万円も払うより、国の制度をしっかり知って、浮いたお金を貯金や投資に回す方がよっぽど賢い選択なんだ。」
3. 「自分磨き」と「お金のなる木」の二刀流
ケンタ:「お父さんが『若いうちは自分に投資しろ』って言ってたよ。本を買ったり勉強したりするのと、貯金するのはどっちが大事なの?」
ガマえもん:「答えはね……『両方』!どちらか片方だけだと、失敗した時に転んじゃうからね」
ケンタ:「二刀流がいいんだね!」
ガマえもん:「その通り!自分のスキルを磨く『自分投資(自分をレベルアップさせるために、お金や時間を使うこと)』と、お金を増やす『資産運用(お金に働いてもらって、増やすこと)』。この2つのカゴにバランスよく卵を分けて入れていくのが、一番賢いやり方なんだ」
4. 「60歳まで開かない宝箱」の秘密
ガマえもん:「ケンタくん、会社に入ると『確定拠出年金』っていう難しい名前の宝箱を渡されるんだ。これは、60歳まで開けられない代わりにお金がどんどん増える魔法の箱なんだ!」
ケンタ:「60歳!まだまだ先だなぁ…」
ガマえもん:「だからこそ、『株式100%』で運用するのがオススメ。みんな『損したくない』と言って増えない預金を選んじゃうけど、15年以上じっくり待てるなら、株は負ける確率がとっても低い!長い時間を味方につけるケンタくんには一番の武器なんだ」
5. 「最初の1,000円」で未来を買おう!
ケンタ:「5つ目だね。最後のアドバイスって何?」
ガマえもん:「初めてのお給料をもらったら、1,000円でいいから『新NISA(ニーサ)』で世界中の株を買ってみるんだ。残りの数万円でご両親にプレゼントをしたり、美味しいものを食べたりするのは自由だけどね!」
ケンタ:「1,000円で世界中の会社のオーナー(株主)になれるの?」
ガマえもん:「それがなれるんだ!大事なのは、金額よりも『始めた』という経験。今のうちから少しずつ『お金の種』をまいておけば、ケンタくんが大人になった時、そこには大きなお金の成る木が育っているはずだよ」
エピローグ:種まきは今日から!
ケンタ:「ガマえもん、ありがとう!僕、将来の自分のために、今からお手伝いのお小遣いも10%貯めてみるよ!」
ガマえもん:「素晴らしいよ、ケンタくん!今から種をまき始めれば、未来のケンタくんはきっと笑顔でお財布を開いているはずだ。頑張ろうね!」
ケンタ:「うん!成功への種まき、スタートだ!」
おしまい



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