【ドル立て終身保険】「絶対に損しない」の罠?知らなきゃ損する「機会損失」の仕組み

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ドル立て終身保険ってなぁに?

ケンタ:「ガマえもん、僕の親戚のおじさんが『ドルだてしゅうしんほけん』っていうのに入ったんだって! これってどうなの?」

ガマえもん:「それはね、アメリカのお金(ドル)で、一生分の安心を買いながら、お金も貯められるという約束の保険だよ。」

ケンタ:「おじさんは『いつかは払ったお金(元本)よりも増えて戻ってくるから絶対に損しない』って、すごく嬉しそうだったよ。」


「いつかは元本を超える」の落とし穴

ガマえもん:「確かにいつかは超えるかもしれないけれど、そこにはすごく長い時間がかかるし、その間に他のお金が増えるチャンスを逃しているんだよ。これを『機会損失』と言うんだ。」

ケンタ:「チャンスを逃す? どういうこと?」

ガマえもん:「例えば、ゲームの強い武器を今すぐ買えばもっとレベル上げができたのに、ずっと貯金箱にお金を入れたままにしておくようなものだね。」


途中でやめると損をするリスク

ケンタ:「でも、おじさんは『途中でやめなければ、長い目で見れば関係ない』って言っていたよ。」

ガマえもん:「もし急に他のお金が必要になって、短い期間で解約することになったら、払ったお金よりかなり減って戻ってくるリスクがあるんだ。」

ケンタ:「えっ、途中でやめると減っちゃうの? それは嫌だな……。」


タバコを吸いながらタバコはダメと言う人

ガマえもん:「おじさんは『投資なんてうまくいかないし、危ないからやらない』って言っていなかったかい?」

ケンタ:「うん、言ってた!『投資はわからないし、危なそうだから』って。」

ガマえもん:「そこが矛盾しているんだよ。おじさんは投資を嫌がっているのに、実は保険会社を通して、思いっきり投資をしているんだ。」

ケンタ:「えっ、それってどういうこと?」

ガマえもん:「自分でプカプカとタバコを吸いながら『タバコなんてろくなもんじゃない、僕は絶対に吸わないぞ』って言っているようなものなんだよ。」

ケンタ:「あはは、何それ! 自分でやっているのに気づいていないの?」


貯蓄型保険の本当の中身

ガマえもん:「貯蓄型保険を買うことは、お金を投資しているのと同じなんだ。手数料が高ーーい投資信託と、薄ーーい掛け捨て保険のセット商品になっているからだよ。」

ケンタ:「えっ! 保険会社が代わりに投資をしてるの?」

ガマえもん:「そうだよ。本当は自分でネット証券に行って直接買えば安く済むのに、保険会社に高いお駄賃(手数料)をあげているんだ。」


勉強の成績と、お金の知恵は別物

ケンタ:「学校の勉強ができる頭の良い大人なら、そんなことすぐに気づきそうだけどな?」

ガマえもん:「それがね、学校の成績が良いことと、お金の仕組みを知っていることは、ちょっと違うんだよ。お医者さんや税理士さんでも、この保険に入っている人はたくさんいるんだ。」

ケンタ:「えっ、頭が良い大人でも気づかないの?」

ガマえもん:「そうなんだ。保険会社は売る力がすごくて、説明の仕組み作りがとても上手だからね。」


好みじゃなくて、計算で決めるもの

ガマえもん:「家や車を買うときは『こっちのデザインが好き!』っていう直感が大事だけどね。でも、保険は気持ちで選ぶものじゃないんだ。」

ケンタ:「えっ、そうなの?」

ガマえもん:「実はこれ、算数の問題と同じで、計算すればちゃんと『正解』が出る仕組みになっているんだよ。」

ケンタ:「へぇ、計算で決まるんだ! じゃあさ、いつも雰囲気で保険を選んでるウチのおじさんにも教えてあげたいな。どう言えば伝わると思う?」

ガマえもん:「優しいね、ケンタくん。でもね、無理に説得しようとしなくても大丈夫だよ。」

ケンタ:「そうなの?」

ガマえもん:「お金のことは人それぞれ事情が違うから、おじさんもいつか自分で『あ、そうか!』って気づく時がくるよ。もしおじさんが本当に迷ったときは、プロの専門家に数字を見てもらうのが一番なんだ。」

ケンタ:「そっか、無理に言わなくてもいいんだね。なんだかすごくスッキリした!保険は無理だけど……まずは僕の係の仕事や、ゲームのレベル上げから『どうすれば一番効率がいいか』、仕組みを計算して考えてみるよ!」

おしまい


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