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エアコンのピンチ?室外機を救って電気代を安くする方法!
ケンタ:「うわ〜、今日も暑いなぁ!部屋を涼しくしようっと……(ピッ)」
ガマえもん:「ケンタくん、エアコンをつけるのはいいけれど、ちょっと待って。実はエアコンが頑張って部屋を涼しくしているとき、外であるピンチが起きているかもしれないんだよ」
ケンタ:「えっ、外でピンチ?どういうこと?」

ガマえもん:「実はね……ベランダや庭に置いてある、あの四角い箱……『室外機(しつがいき)』だよ。あいつが太陽にジリジリ照らされて、今にも倒れそうなくらい熱くなっているかもしれないんだよ」
ケンタ:「室外機?あいつ、ただ外に置いてあるだけじゃん。熱くなると何かダメなの?」
ガマえもん:「大ダメなんだよ!室外機が熱くなると、エアコンが部屋を涼しくするために、ものすごくたくさんの『電気』を使わなきゃいけなくなるんだ。」
ケンタ:「ええっ!それは困る!僕のお小遣いがぁ……。ガマえもん、どうにかして室外機を助ける方法はないの?」
ガマえもん:「もちろんあるよ!今日は室外機を太陽から守って、電気代を節約する方法を教えてあげるね」
室外機の仕事は「熱のお引っ越し」んだ!
ケンタ:「そもそもさ、室外機って中で何をしてるの?動いてるとき、ブーンって大きな音がして、温かい風が出てるよね」
ガマえもん:「いいところに気がついたね!室外機の大切な仕事は、部屋の中にある『モワ~ンとした空気』を外につまみ出すことんだ。部屋の空気から熱だけを捕まえて、外の室外機に送り、空気へ逃がしているんだよ。いわば『熱のお引っ越し屋さん』だね」

ケンタ:「へぇ、熱を外に捨ててるんだ!」
ガマえもん:「そう。でもね、もし室外機のまわりが太陽の光でカンカンに熱くなっていたらどうなると思う?ただでさえ暑いのに、そこにさらに熱を捨ててるんだよ!」
ケンタ:「あ、そっか!パンパンに詰まったゴミ箱に、さらにゴミを押し込むみたいに大変ってこと?」
ガマえもん:「そう、まさにその通り!室外機のまわりが熱いと、熱を外に逃がすのによりたくさんのパワー……つまり電気必要になっちゃうんだ。だから、室外機をできるだけ涼しい『日陰(ひかげ)』に置いてあげることが、電気代を安くする一番の方法なんだよ」
ケンタ:「でも、うちの室外機、思いっきり日当たりのいいベランダにあるよ……。室外機を簡単に動かしたりできないよね?」
太陽をブロックする「室外機カバー」
ガマえもん:「そうだよね。お家の構造上、どうしても『ひなた』に置かなきゃいけないことはよくあるんだ。そこで登場するのが『室外機カバー』なんだよ!室外機に帽子をかぶせたり、家を作ってあげたりして、直射日光からブロックしてあげるんだ!」
ケンタ:「へぇ!室外機にも家や帽子かぁ!どんなものがあるの?」
ガマえもん:「大きく分けて2つのタイプがあるんだよ。

1つ目は、室外機の上にポンと載せる『屋根型(やねがた)パネル』。これは、頭の上からの強い日差しをさえぎって、室外機が熱くなるのを防ぐための帽子のようなものだよ。
2つ目は、室外機のまわりをぐるっと囲む『ルーバータイプ(箱型)』。これは、細い板がすき間をあけて並んでいる囲いなんだ」
ケンタ:「箱型の方が、全体をしっかり守ってくれそうで強そうだね!」
ガマえもん:「見た目はおしゃれだし、冬に雪が積おのを防いだり、物がぶつかって壊れるのを守ったりするにはすごくいいんだよ。素材もいろいろあって、木でできたおしゃれなものや、軽くて長持ちするアルミ製、安くて丈夫なスチール製なんかがあるんだ。でもね、ケンタくん。実は電気代を節約したいとき、この箱型にはちょっとした罠があるんだよ……」
良かれと思った囲いが大ピンチを招く!?
ケンタ:「えっ、罠!?せっかく囲んで守ってあげているのに?」
ガマえもん:「ふふふ、さっき室外機は『熱を外に捨てる仕事』をしているって言ったよね。もし、室外機のまわりをキチキチに囲ってしまったら、吐き出した熱い風はどこに行くと思う?」
ケンタ:「あ……。囲いにぶつかって、また室外機のまわりに戻ってきちゃう?」

ガマえもん:「大正解!自分で出した熱い風を、自分でまた吸い込むことになっちゃうんだ。これを『ショートサーキット』って言うんだけど、こうなると室外機のまわりはサウナ状態。部屋を涼しくするどころか、もっとたくさんの電気を使って大ピンチになっちゃうんだよ」
ケンタ:「ひゃ〜!良かれと思って室外機の家を作ってあげたのに、逆に部屋をサウナにして苦しめてたなんて!」
ガマえもん:「そうなんだ。だから、もし電気代を安くすること(節電)が目的なら、まわりを囲まない『屋根型パネル』が一番おすすめなんだよ。これなら空気の通り道を邪魔しないで、日差しだけをカットできるからね」
ケンタ:「なるほどね!じゃあ、もし見た目がカッコいいからって箱型を使いたいときは、どうすればいいの?」
ガマえもん:「その時は、風が通りやすい工夫がされているものを選ぶといいよ。例えば、板が上向きについていて、熱い風が上へ逃げやすくなっている『逆ルーバー』という形のものや、前側だけを隠して横はスースーに通気性が良いものを選ぶのが賢い方法なんだよ」
ぶっちゃけ、電気代はどれくらい変わるの?
ケンタ:「そこ、一番気になるところだよガマえもん!室外機を涼しくしてあげると、僕たちのお財布にはどれくらい良いことがあるの?」
ガマえもん:「よし、ズバッと数字で教えてあげるね。室外機をしっかり日陰にして風通しを良くしてあげるだけで、エアコンにかかる電気代を約5%〜10%も安くできると言われているんだよ!」
ケンタ:「えっ、5%から10%!?それってすごいの?」
ガマえもん:「夏の間の電気代全体で考えると、バカにできない金額になるんだ。例えばね、夏のエアコン代が1ヶ月で10,000円かかるお家があったとするよね。
- 5%安くなると… 1ヶ月で 500円 の節約!
- 10%安くなると… 1ヶ月で 1,000円 も安くなるんだ!」
ケンタ:「わぁ!1ヶ月で1,000円も浮いたら……!えーと、7月、8月、9月……3,000円も節約出来ちゃうじゃん!」
ガマえもん:「そうなんだよ。しかもね、さっき言った『ショートサーキット(熱い風を自分で吸い込んじゃう最悪な状態)』をもし起こしていたら、電気代は安くなるどころか、逆に20%以上も高くなっちゃうことだってあるんだ」
ケンタ:「うわぁ、それだと最悪……。知らずに放置してたら、ずっと損し続けることになるじゃん!」
失敗しないための「3つの約束」
ケンタ:「よーし、パパとママに屋根型パネルをすすめるぞ!」
ガマえもん:「いい心がけだね、ケンタくん!でも、買う前にボクと3つの約束をしてほしいんだ。これを確かめないと、せっかく買っても意味がなくなっちゃうからね」
ケンタ:「うん、なになに?」

① 室外機よりも「大きめ」を選ぶこと!
ガマえもん:「室外機のサイズをぴったり測って、それと同じ大きさのカバーを買うと、太陽がななめから照りつけたときに影からはみ出しちゃうんだ。だから、測ったサイズよりもひと回り大きなカバーを選んで、しっかり大きな影を作ってあげてね」
② 太陽の動く向きをよく見ること!
ガマえもん:「太陽は朝から夕方にかけて動くよね。お昼は上から照らすけど、夕方は横から照らすかもしれない。だから、何時ごろにどこに太陽が当たるのか、事前によく観察しておくんだ。もし横から太陽が当たるなら、カバーを少し前にせり出させて『ひさし』のようにして、影が横に落ちるように工夫するとバッチリだよ。段ボールなんかを当ててみて、どこに影ができるか実験してみるのがおすすめだよ」
③ ホースの位置を確かめること!
ガマえもん:「室外機には、お部屋とつながる大事なホースがついているよね。カバーをつけるときに、そのホースが邪魔をしてうまく取り付けられないことがあるんだ。カタログの数字だけじゃなくて、お家の室外機のまわりがどうなっているか、自分の目でしっかり見ることが大切なんだよ」
家にあるもので今すぐできる工夫
ケンタ:「うーん、お店で買うとなると、サイズを測ったり選んだりして、つけるまでに時間がかかりそうだなぁ。今すぐ室外機を涼しくしてあげる方法はないの?」
ガマえもん:「あるよ!わざわざ高いカバーを買わなくても、家にあるもので代わりができるんだ。ケンタくんの家には『すだれ』ってある?」
ケンタ:「あるある!日本の夏って感じの、竹でできた敷物みたいなやつでしょ?」
ガマえもん:「そう、それだよ!それを室外機の上に載せて、前にたらしてあげるだけでも、立派な日よけになるんだ。ただし、ここでも『空気の通り道』が大事。すだれを室外機にペタッと貼り付けちゃうと、風が出られなくなっちゃうよね。だから、上に少し長い板を置いてからすだれをたらしたり、地面に引っ張って斜めにテントみたいに張ったりして、室外機との間にしっかり隙間を作ってあげてね」
ケンタ:「あ、それなら僕にもできそう!秘密基地を作ってるみたいで楽しそうだね」
ガマえもん:「他にも、プランターでお花やツルが伸びる植物(朝顔など)を育てて、室外機の手前に『緑のカーテン』を作ってあげるのもいい方法だよ。見た目も涼しいし、植物が太陽の熱を吸収してくれるから一石二鳥んだ。あと、室外機のまわりに雑草がボウボウに生えていたら、風の邪魔になるからきれいに抜いておくことも忘れずにね!」

さらに電気代を安くする「あわせ技」
ガマえもん:「室外機を涼しくするのと一緒に、次のこともやると節電効果がもっとアップするよ!」
- フィルターの掃除(これで約5%〜6%節電!) 部屋の中のエアコンのフィルターにホコリが溜まっていると、やっぱり余計な電気がかかっちゃうんだ。2週間に1回くらいパパやママと一緒にパカッと開けて、掃除機で吸うだけで全然違うよ。
- 風量は「自動」にする 「弱」でずっと運転するより、「自動」にして一気に部屋を涼しくしてから安定させる方が、実は一番電気を使わないんだよ。
ケンタ:「なるほど!室外機に帽子(屋根型パネル)をかぶせて、フィルターをきれいにして、風量は自動……よし、これで電気代が安くなるからパパとママに喜んでもらえるね!」
ガマえもん:「ははは、がんばってねケンタくん!パパさんママさんも電気代が安くなって大助かり間違いなしだよ!」
おしまい


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