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プロローグ:お父さんのため息
ケンタ:「ガマえもん、聞いてよ!さっきお父さんが、車にかかるお金を計算してて『うわ〜、またこんなにお金がかかるのか……』ってため息をついてたんだ。車にかかるお金って、どうにかならないのかな?」
ガマえもん:「おっ、ケンタくん、お父さん思いだね!実は、車にかかるお金の中で一番ムダが出やすいのが『自動車保険』なんだ。見直すだけで、年間20万円も安くなることだってあるんだよ。」
ケンタ:「20万円!?それだけあったら、家族で豪華な旅行に行けちゃうじゃん!どうすればいいの?」
1. 自動車保険には「2つの種類」がある
ガマえもん:「まず、自動車保険には大きく分けて2つの種類があるんだ。これをお父さんに教えてあげて。」
| 種類 | 名前 | 特徴 |
| ① 強制保険 | 自賠責保険 | 車を持つ全員が入らなきゃいけない。法律で決まってるよ。 |
| ② 任意保険 | 民間保険 | 自分で選んで入る保険。みんなが『保険の見直し』って言うのはこっちのこと! |
ケンタ:「自賠責保険(じばいせきほけん)……。これに入っていれば安心なの?」
ガマえもん:「ううん、全然足りないんだ。自賠責は、相手をケガさせたり死なせたりしてしまった時に、最大3000万円までしか出ない。でもね、もし事故の相手が、将来たくさん稼ぐはずだったお医者さんや大学生だったら、裁判で『5億円払ってください』って言われることもあるんだよ。」
ケンタ:「5億円……!小学生の僕でもわかる、絶対払えない金額だ……。」
ガマえもん:「だよね。だから、2番目の『任意保険(にんいほけん)』に入って、相手への保証は上限なしの『対人(たいじん)・対物(たいぶつ)無制限』にしておくのが、絶対のルールなんだ。」
2. 「車両保険」はいらない!?
ケンタ:「じゃあ、お父さんの車が壊れた時のための『車両保険(しゃりょうほけん)』も、一番いいやつに入っておいたほうがいいよね?車がピカピカじゃなくなったらお父さん悲しむし……。」
ガマえもん:「そこが大きな落とし穴なんだ。結論から言うと、車両保険はいらないよ。」
ケンタ:「ええっ!?もしお父さんが壁にぶつけたり、事故で車がボロボロになったらどうするの?修理代が出ないと困るよ!」
ガマえもん:「落ち着いて、ケンタくん。そもそも保険っていうのはね、『めったに起きないけど、もし起きたら人生が壊れてしまうような大ピンチ』に備えるためのものなんだ。さっきの『5億円の賠償』は、貯金じゃ絶対に払えないから人生が壊れちゃうよね? だから保険が必要なんだ。」
ケンタ:「うん、それはわかるよ。でも、車の修理代は?」
ガマえもん:「自分の車の修理代は、高くても50万円とか100万円くらいだよね。これは確かに高いけど、これで人生が終わりになるわけじゃない。つまり、『貯金』で準備しておくんだよ。」
ケンタ:「そっか。貯金があるなら、わざわざ高い保険料を払わなくてもいいってこと?」
ガマえもん:「その通り! 車両保険に入ると毎月の保険料がすごく高くなるし、もし保険を使って車を直すと、次の年から保険料がガツンと上がる仕組みなんだ。結局、『自分の修理代を、後から高い利子をつけて保険会社に返している』のと変わらないんだよ。」
ケンタ:「えぇ〜! それじゃあ損してるみたいだね。」
ガマえもん:「そうなんだ。あとね、お父さんが心配しそうな『人身傷害保険』や『搭乗者傷害保険』も、基本的にはいらないよ。これらは自分や家族がケガをした時の保険だけど、もし相手がいる事故なら相手の保険からお金が出るし、そうでなくても僕たちが普段から入っている国の『健康保険』を使えば、病院代の自己負担は少なくて済むからね。」
ケンタ:「なるほど! 無駄な保険にお金を払うくらいなら、その分をコツコツ貯金して、何かあった時にそこから出すのが一番賢いんだね!」
ガマえもん:「正解! お父さんのサイフを守る第一歩だね。」
3. 年齢制限のワナと「お守り」の選び方
ガマえもん:「あともう一つ、お父さんが勘違いしやすいのが『年齢条件(ねんれいじょうけん)』だね。」
ケンタ:「あ、『〇〇歳以上の人しか運転しちゃダメ』っていうルールだね? お父さん、『友達が運転して事故になったら怖いから、制限はつけないでおくよ』って言ってた気がするんだ。」
ガマえもん:「大丈夫だよ、ケンタくん! 自動車保険の『年齢条件』には、実は『対象になる人』がしっかり決まっているんだ。対象になるのは、この人たちだけなんだよ。」
- お父さん(主に運転する人)
- お母さん(配偶者)
- 同居の親族(ケンタくんやおじいちゃんなど、一緒に住んでいる家族)
ケンタ:「あれ? リストの中に『友達』が入っていないね!」
ガマえもん:「その通り! 友達や知人、あとは別々に住んでいる親戚などは、この年齢制限の対象外なんだ。だから、お父さんの車を友達が運転して事故を起こしても、年齢に関係なくちゃんと保険は使えるんだよ。ただし、『運転者限定特約(本人・夫婦限定など)』という別のルールでお父さん以外を外している場合は注意が必要だよ。」
ケンタ:「なるほど! だから、たまにしか乗らない友達の年齢まで気にして、高い保険料を払う必要はないってことだね。これ、すぐお父さんに教えなきゃ!」
ガマえもん:「そう。あと、その浮いたお金で、本当に役立つ『弁護士特約(べんごしとくやく)』をつけておくのが賢いよ。自分が悪くない事故のとき、プロの弁護士さんが代わりに話し合いをしてくれるんだ。年間数百円くらいで入れる、最強のお守りだよ。」
ケンタ:「数百円でプロが助けてくれるなら、絶対そっちの方がいいね! あ、あとね、もしドライブ中にタイヤがパンクしたり、急に車が動かなくなっちゃったりした時はどうすればいいの? 誰か助けてくれる人はいるのかな?」
ガマえもん:「いい質問だね、ケンタくん! そういう時は『ロードサービス』を呼ぶんだよ。わざわざ別の専門会社にお金を払って入らなくても、最近の自動車保険には最初から『無料のロードサービス』がついていることが多いんだ。」
ケンタ:「えっ! 保険に最初からついてるの? じゃあ、スマホに保険会社を登録しておけば何かあった時に電話すればタダで助けに来てくれるんだね!」
ガマえもん:「そうだよ。二重にお金を払うのはもったいないよね。これこそ『ムダ』の正体なんだ!」
ケンタ:「わかった! ちゃんと保険にサービスがついているか、お父さんに確認してもらうよ。これでお父さんのサイフもしっかり守れるね!」
ガマえもん:「正解! 正しい知識で、賢くお守りを選ぼうね!」
4. ネット保険で賢く比較しよう!
ケンタ:「よし、お父さんに『車両保険を外して、ネットの保険に変えよう』って言ってみるよ! でもガマえもん、ネットの保険って事故の時に冷たかったり、対応が遅かったりしないかな? ちょっと心配だよ……。」
ガマえもん:「そんなことないよ、ケンタくん。最近の調査では、ネット型(ダイレクト型)の保険の方が、お店で入る保険より『満足度が高い』っていうデータもあるんだ。大事なのは『有名な会社か』じゃなくて、『自分に合った正しい保証(ほしょう)内容か』なんだよ。」
ケンタ:「そうなんだ! 安心したよ。でも、ネットの保険ってたくさんあるよね。どれを選べばいいの?」
ガマえもん:「一社ずつ調べるのは大変だよね。そんな時は、『一括(いっかつ)見積もりサイト』を使うのが一番だよ! 一回入力するだけで、いろんな会社の中でどこが一番安いか、パッと比べられるんだ。」
ケンタ:「へぇ〜、便利だね! どんなサイトがあるの?」
ガマえもん:「代表的なのは、この3つだね。」
ガマえもん:「お父さんと一緒にスマホやパソコンで見る時は、この『3種の神器(じんぎ)』を準備しておくとスムーズだよ!」
★見積もりに必要なものリスト
- 今の保険の内容がわかる書類(保険証券など)
- 運転免許証
- 車検証(しゃけんしょう)
ケンタ:「今の保険よりどれくらい安くなるか、お父さんと競争みたいに調べてみるよ! なんだかワクワクしてきたな!」
ガマえもん:「その意気だよ、ケンタくん! 正しく選べば、浮いたお金でおいしいものを食べたり、将来のための貯金も増やせるからね。」
エピローグ:家族の笑顔のために
ケンタ:「ガマえもん、ありがとう!自動車保険の正解がわかったよ。相手への保証は『無制限』にして、自分の車の保険は『貯金』で備える。そしてネットで安く抑える!これでお父さんのため息も消えて、家族旅行に行けるかも!」
ガマえもん:「ははは!その意気だよ、ケンタくん。お父さんのサイフを守ることは、家族の未来を守ることなんだ。今日学んだことを教えてあげれば、きっと喜んでくれるはずだよ。もし内容を忘れちゃっても、このブログを見返せば大丈夫だからね!」
ケンタ:「うん!さっそく夕飯の時に話してみるよ。もっと勉強して、僕も家族もみんなで幸せになるぞ!」
おしまい


