この記事は約4分で読めます。
【登場人物】
- ガマえもん:頭にガマぐちポケットがある不思議なカエル。お金や成功、そして「幸せのヒミツ」にも詳しい。
- ケンタくん:小学5年生。最近、お母さんの具合が悪くて、自分に何ができるか悩んでいる優しい男の子。
1. お母さんのために何かしたい!
ケンタ:「ねぇ、ガマえもん……。僕、どうしたらいいかな。お母さんの病気が重くて、あと半年しかないかもしれないんだ。僕、まだ何も恩返しできてないのに。もっとお手伝いしたり、プレゼントしたりすればよかった……。」

ガマえもん:「ケンタくん、そんなに自分を責めるんじゃない。君の優しさは、お母さんにちゃんと届いているからね。でも、実はお母さんたちが本当に願っている『親孝行』とみんなが思っていることは違うんだ。何だかわかるかい?」
ケンタ:「わからないよ…教えてガマえもん。」
2. 親孝行は「お別れ」してから始まる?
ガマえもん:「実はね、『本当の親孝行は、親が亡くなった時から始まる』って言われているんだよ。」
ケンタ:「ええっ!?亡くなってから?それじゃ遅いよ!お話しもできないし、一緒にお出かけしたりもできないじゃん!」
ガマえもん:「そうだね。でもね、お母さんは空の上からずっとケンタくんのことを見守るようになるんだ。空の上でね、周りの人たちに、胸を張ってこう自慢したいんだよ。『見て見て!あそこで一生懸命、自分らしく生きているのが私の子、ケンタなのよ!』ってね。」

ケンタ:「僕が自慢の息子になればいいのかな?テストで100点取ればいいの?」
3. 一番のプレゼントは「君の笑顔」
ガマえもん:「おっと、そこが間違いやすいポイントなんだ。お母さんはね、ケンタくんが『立派で偉い人』になることよりも、もっと大事なことを願っている。それは、ケンタくんが『幸せ』であることなんだよ。」
ケンタ:「幸せ……?」
ガマえもん:「そう。有名になったりお金持ちになったりすることよりも、ケンタくんが心から笑って、毎日を楽しく過ごしている姿を見せること。それこそが、お母さんへの一番の『ありがとう』になるんだ。お母さんにとって、君の笑顔はどんな宝石よりもキラキラ輝くごほうびなんだからね。」
4. 自分の心にウソをつかないで
ガマえもん:「でもね、ケンタくん。一つだけ、絶対にやっちゃいけないことがある。それは『自分の心にウソをつくこと』だよ。」
ケンタ:「心にウソをつく……?」
ガマえもん:「そう。『みんながそうしてるから』とか『普通はこうするべきだから』って、自分の本当の気持ちをガマンしちゃうこと。周りの目を気にして、自分が本当にやりたいことをあきらめちゃうのは、お母さんが一番悲しむことなんだ。」

ケンタ:「お母さんは、僕が好きなことをやるのを応援してくれるかな?」
ガマえもん:「もちろんだよ!たとえ周りのみんなに反対されるような難しい道でも、ケンタくんが『これをやりたい!』って心から思うなら、お母さんは空から全力で応援してくれる。トゲトゲの険しい道だって、君が自分らしく進んでいるなら、お母さんにはそれが最高にかっこよく見えるんだよ。」
5. ずっとつながっている絆
ケンタ:「そっか……。お母さんがいなくなっちゃうのは寂しいけど、僕が幸せに生きることが、お母さんを一番笑顔にするんだね。」
ガマえもん:「その通り!だからね、感謝の気持ちを伝えるのに『もう遅い』なんてことはないんだ。お母さんが空へ行った後でも、君が自分の心に正直に、一生懸命に人生を楽しむこと。それが、お母さんへの最高のプレゼントになるんだよ。」
ケンタ:「わかった!僕、自分の気持ちを大切にして、いっぱい笑うよ。お母さんが空から『あれが僕の息子だよ!』って自慢できるように!」
ガマえもん:「いい顔になったね、ケンタくん!その意気だ。君が本気で人生を楽しむ姿こそが、何千回、何万回の言葉よりも素敵な親孝行なんだから。」
おしまい
編集後記
親孝行と聞くと、何か特別なことを「してあげなきゃ」と思いがちですが、親が最後に願うのは「子供が幸せに笑っていること」だけなんですよね。このお話が、ケンタくんのように優しい心を持つ子供たちや、今大切な人との時間を過ごしている方の心に届くことを願っています。ケンタくんのような優しい心を持つ子供たちや、今悩んでいる方の心に届くことを願っています。



コメント