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税金ってなに? 給料から引かれる正体
ケンタ:「ガマえもん、お父さんが『せっかく働いても、税金でごっそり引かれる』ってためいきついてたんだけど、税金って悪いものなの?」
ガマえもん:「いい質問だね。先に答えを言うけど、税金は悪者じゃないよ。みんなで少しずつ出し合って、みんなのために使うお金なんだ」
ケンタ:「みんなのため? どういうこと?」
ガマえもん:「今日は、この『税金』の正体を、はっきりさせようか」
実は、ケンタくんも毎日払っている
ケンタ:「でも、税金って大人が払うものでしょ? ぼくには関係ないよ」
ガマえもん:「それがね、ケンタくんも払っているんだ。お店で100円のおかしを買うと、10円多く払うだろう? あれが『消費税』という税金だよ」
ケンタ:「えっ、あれ税金だったの!? お店の人がもらってるのかと思ってた」

ガマえもん:「お店はあずかっているだけで、あとで国に届けるんだ。買い物をする人はみんな、子どもも大人も税金を払っているんだよ」
給料から引かれるのは、2つの税金
ケンタ:「じゃあ、お父さんの給料から引かれてるのは?」
ガマえもん:「大きく2つあるよ。1つは『所得税』。働いてかせいだお金にかかる税金だ。もう1つは『住民税』。住んでいる町に納める税金だよ」
ケンタ:「引かれてるのは、その2つだけ?」
ガマえもん:「本当はもう1つ、『社会保険料』というのも引かれているんだ。病気やケガ、年をとったときに、みんなで助け合うためのお金だよ」
ケンタ:「そんなに引かれるのか…。やっぱり損してないかな?」
ガマえもん:「そう思うよね。でも、その税金があるからこそ、信号も、公園も、ごみ収集も動いているんだ」
税金は「見えないところ」で働いている
ケンタ:「信号も公園も、税金でできてるの?」
ガマえもん:「そうだよ。ケンタくんが通う学校も、道路も、消防車も、みんなが出した税金でできている。1人では買えないものを、みんなのお金で助け合っているんだ」
ケンタ:「あ…だから『みんなのために使うお金』なんだ」

ガマえもん:「その通り。もし税金がゼロになったら、火事になっても消防車は来ないし、道路もでデコボコのまま。税金は、見えないところでみんなを守ってくれているんだよ」
だからこそ「使い道」を見る目が大事
ケンタ:「でも、お父さんはやっぱり『高い』って言ってたよ」
ガマえもん:「大事なのはそこなんだ。税金は必要だけど、ちゃんと役に立つことに使われているかを、みんなで見ておく必要がある」
ケンタ:「見るって、どうやって?」
ガマえもん:「選挙もそのひとつだよ。『わたしたちのお金を、どう使ってほしいか』を選ぶ日なんだ。大人になったら、その1票がケンタくんの声になるからね」
まとめ:税金は、みんなで出し合う会費
ケンタ:「税金って、クラスのみんなで出し合う『学級費』みたいなものなんだね」
ガマえもん:「うまいこと言うね! まさにそれだよ。国という大きなクラスの、会費なんだ」
ケンタ:「でもさ、その税金って、どうやって決まるの? いくら引かれるのかな」
ガマえもん:「おっ、いいところに気づいたね。その『どう決まるか』『いつから引かれるか』は、明日くわしく解説するよ。大人でも知らない人が多い、大事な話なんだ」
ケンタ:「気になる! 明日もぜったい読む!」
ガマえもん:「楽しみにしていてね。今日の一歩は、次におかしを買うとき、レシートの『消費税』の数字を見てみること。それが、税金と仲よくなる第一歩だよ」
おしまい


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