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お金持ちの家が子どもに教える3つのこと
ケンタ:「ガマえもん、ぼく決めた! 大人になったら、だれよりもはたらいてお金持ちになる!」
ガマえもん:「おお、いい心がけだね。でもね、ケンタくん。長く働いた人が、いちばんお金をもらえるわけじゃないんだ」
ケンタ:「ええっ、そうなの? がんばった人がいっぱいもらえるんじゃないの?」
ガマえもん:「そこがね、学校では教えてくれないところなんだ。今日は、海外のお金持ちの家が子どもに必ず教える3つのことを教えるよ」
① 給料は「代わりがいない人」に多く払われる
ケンタ:「1つ目は?」
ガマえもん:「1つ目は、これ。お金は『がんばった人』じゃなくて、『代わりがいない人』にたくさん払われるんだ」
ケンタ:「代わりがいない人?」
ガマえもん:「うん。だれでもできる仕事は、明日ほかの人にお願いできるだろう? でも『この人にしか作れない』『この人にしか直せない』となると、話は変わってくるんだ」

ケンタ:「サッカーでも、みんなができるパスより、ぼくにしか決められないシュートのほうがすごいもんね」
ガマえもん:「いい例えだね! だから『どれだけ長くやるか』より『自分だけの得意をつくれるか』を考えよう」
ケンタ:「でも、ぼくには特別な才能なんてないよ…」
ガマえもん:「才能じゃなくていいんだ。好きなことを、人より長く続けるだけ。それだけで、いつのまにか代わりのいない人になっているんだよ」
② 足し算じゃなく、かけ算で増やす
ケンタ:「2つ目は?」
ガマえもん:「足し算じゃなくて、かけ算で増やすこと。1時間はたらいて1時間ぶんのお金をもらうのは、足し算だよね」
ケンタ:「うん。じゃあ2時間はたらけば2倍だ!」
ガマえもん:「そう、でも1日は24時間しかない。体を使う稼ぎ方には、上限があるんだ。ここが大事なところだよ」

ケンタ:「かけ算のほうは?」
ガマえもん:「たとえば、ケンタくんが上手なリフティングのコツを動画にしたとする。ねている間も、その動画は世界中の人に見てもらえるだろう?」
ケンタ:「あっ、ぼくが1人でも、たくさんの人に届く!」
ガマえもん:「それがかけ算なんだ。頭を使ってつくったものは、時間がたつほど大きくふくらんでいくんだよ」
③ 見せるお金より、見えない知恵
ケンタ:「最後は何?」
ガマえもん:「3つ目は、見せるためのお金より、自分をかしこくするお金の使い方を選ぶこと。本当のお金持ちほど、高いものを見せびらかさないんだ」
ケンタ:「かしこくするお金? どういうこと?」
ガマえもん:「たとえば、サッカーが好きなら上手な選手の本を買う。スタジアムに試合を見に行く。サッカー教室の体験に行ってみる。そういう使い方だよ」

ケンタ:「あ、それならお小遣いでもできそう!」
ガマえもん:「そうやって手に入れた知識や経験は、だれにも盗まれないし、なくならないんだよ」
ケンタ:「たしかに、おもちゃはこわれるけど、覚えたことはこわれないもんね」
ガマえもん:「その通り。だから、もし全部なくしても、また作り直せる。本当の財産は、財布じゃなくて頭の中にあるんだ」
ケンタ:「じゃあ、お小遣いも本を買うのに使ったほうがいいのかな?」
ガマえもん:「ぜんぶじゃなくていいよ。楽しむお金も大事だからね。ただ『使ったあとに、自分に何か残るか』を1回考えるクセをつけよう」
まとめ:一生ものの財産は、頭の中にある
ケンタ:「じゃあ、長くはたらくのはムダなの?」
ガマえもん:「まさか。はたらくことは大事だよ。今日の話は『はたらくな』じゃなくて、はたらき方を考えようという話なんだ」
ケンタ:「自分だけの得意をつくって、かけ算をねらって、知恵にお金を使う。よし、おぼえた!」

ガマえもん:「完ぺきだね。今日の一歩は、『自分だけの得意はなんだろう?』とノートに書いてみること。それがケンタくんの、一生ものの財産の第一歩だよ」
おしまい


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