ガマえもんが教える「作文嫌いな子ほど面白い文章が書くことができる」本当の理由

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登場人物

  • ケンタ:夏休みの宿題「読書感想文」が真っ白なまま、どう書いていいかわからなくてこまっている小学5年生。
  • ガマえもん:未来からやってきたお金と成功のヒミツを知り尽くすカエル型ロボット。

第1章:文章は「選ばれし人」のものじゃない?

(ある暑い夏の日、ケンタは部屋で机に向かってフリーズしていました。目の前には、真っ白な原稿用紙が3枚……。)

ケンタ:「はぁ〜……。ガマえもん、助けてよ。読書感想文が1行も進まないんだ。書き出しもわからないし、漢字も自信ない。文章なんて、頭がいい人とか、才能がある人しか書けないよ。僕にはムリだよ……」

ガマえもん:「ケンタくん、それは大きな勘違いだよ!文章はね、足が速くなくても、歌がうまくなくても、誰でもできる『最高のアウトプット』なんだ。実は、有名な作家さんでも、人とお話しするのが苦手で、文章を書くことで本音を伝えている人はたくさんいるんだよ。」

ケンタ:「えっ、そうなの?喋るのが下手でもいいの? でも、僕が書いたって、先生が丸をくれるような『いい文章』になんてならないよ……。」

ガマえもん:「いいかい、ケンタくん。先生に褒められるための『うまい文章』を書こうとしなくていいんだ。 大事なのは、きれいに整った言葉じゃなくて、ケンタくんの『本音』なんだよ。」


第2章:心のトゲやキラキラをそのまま書こう

ケンタ:「本音……? 例えば、『この漢字ドリル、同じ字を何回も書かせるなんて、手がちぎれそうなくらい面倒くさーい!それと同じように、この本も分厚すぎて読むのが面倒くさかったよ!』とか、そんな感じでもいいの?」

ガマえもん:「最高じゃないか!読書感想文で一番面白いのは、教科書みたいな正しい感想よりも、ちょっとトゲがあったり、情熱が溢(あふ)れていたりする『むき出しの言葉』なんだ。誰かの悪口はダメだけど、『自分はこう思った!』という自分語りは、実はみんなが読みたがっている宝物なんだよ。」


第3章:「書くネタ」の見つけ方はとってもカンタン!

ケンタ:「でもガマえもん、本を読んでも『面白かったです』以外、書くネタなんて何もないよ。」

ガマえもん:「ケンタくん、名探偵コナンくんみたいに毎日事件は起きないよね。でもね、読んでる途中で『心が動いた瞬間』を探してごらん。例えば……

  • 『金曜日の夜、ランドセルを放り投げて「明日は休みだー!」って叫びたくなる時みたいな、主人公のワクワク感!』
  • 『お菓子を300円ピッタリにするために悩むみたいに、主人公がどっちの道に行くか迷っていた場面』
  • 『席替えで隣が好きな人になった時みたいに、主人公とヒロインの目が合ってドキっとした気持ち!』

こういう、ケンタくんの日常と重なって『心が動いた瞬間』をそのまま書けばいいんだ。人はね、他人が何を感じたかを知りたい生き物なんだよ。」


第4章:忘れないために「心のシャッター」を切る

ガマえもん:「それにね、ケンタくん。人間は忘れる天才なんだ。1時間後には半分、1日経てば70%も忘れちゃう。有名な学者(エビングハウス氏)が証明したんだよ。」

ケンタ:「えっ、そうだなぁ……そういえば昨日、本を閉じた時は『アレが凄かった!』って感じたのに……。今、その『アレ』が何だったか思い出せない!」

ガマえもん:「でしょ?だから、『自分が忘れないために書く』んだ。書くことで、スマホで写真を撮るみたいに、文章で『心のシャッター』を切っておくのさ。そうすれば、1年後のケンタくんが読んでも、『あの時こんな風に感動したんだな』って思い出せるようになるんだよ。」


第5章:誰にも見せないつもりで「ポイズン」を出す

ケンタ:「でも、先生に提出して読まれると思うと、どうしても『本を読んで勉強になりました』みたいな、カッコつけた作文を書かなきゃいけない気がしちゃうんだ……。」

ガマえもん:「だったら、最初は提出することを忘れて、『誰にも見せない秘密のノート』に書くつもりで書き始めよう! 先生の目を気にすると、本当の気持ちが言えなくなっちゃうからね。

それに、みんなが読みたくなるのは、君の『完璧な優等生の発言』じゃない。『失敗して落ち込んだ話』や『カッコ悪い本音』なんだ。そこにこそ、人間らしさっていう宝物が隠れているんだから。自分をさらけ出すほど、文章は面白くなるんだよ。」

第6章:完璧主義はゴミ箱へポイ!

ケンタ:「よし、書くぞ!……あ、でもこの言い回し変かな? やっぱり最初から書き直そうかな……。」

ガマえもん:「ストップ! ケンタくん、完璧主義は一番の敵だよ。一生完成しない100点の感想文より、ちょっとくらい失敗してても、今日書き上げた60点の感想文の方が100倍価値があるんだ。もし最後がまとまらなくなったら、『この続きは、僕が大人になったらもう一度考えます!』って書いて終わらせたっていいんだよ。」

ケンタ:「えぇっ、そんな終わり方でいいの!?(笑)」

ガマえもん:「いいんだよ! 作者の君が『終わり!』って筆を置いたら、そこがゴール。不完全なままで、今の熱い気持ちを出し切ることが、成功への近道なんだから!」


第7章:ガマえもん流「書く習慣」を作る3つの作戦

ケンタ:「わかった。でも、感想文が終わったら、また書かなくなっちゃいそう……。」

ガマえもん:「フフフ、そんな時のために、習慣にする3つのヒミツ作戦を教えるよ! 歯を磨くみたいに、自然に体が動くようになれば君の勝ち(成功)だよ。」

  1. 道具を置く: スマホがあるならホーム画面にアプリを置こう。ない子は、机にノートを開いたままにしておこう!
  2. 5分だけやる: 「1時間書く」はムリでも、「待つ5分だけ」ならできるでしょ?
  3. ついでに書く: 学校の休み時間、おやつを食べた後など、何かの「ついで」に一言メモするんだ。

ケンタ:「5分でいいの? それなら日記も続けられそう!」


最終章:今日から君も「書く魔法使い」!

ケンタ:「ガマえもん、ありがとう!なんだか僕、真っ白だった原稿用紙が、宝の地図に見えてきたよ。先生に見せるためじゃなく、僕の本音を書いてみるよ!」

ガマえもん:「その意気だよ、ケンタくん!最後に、今日お話しした『感想文の書き方』のヒミツをまとめておくね。」

🌟 ガマえもん流・書くための「4つの約束」

  • 「うまい」より「本音」で書く!: きれいに整った言葉より、君の「好き!」「悔しい!」という生きた言葉が一番面白い。
  • 「心のシャッター」を毎日切る!: 人間は忘れる天才。心が動いた瞬間をメモして、今日という特別な日を保存しよう。
  • 完璧主義はゴミ箱へポイ!: 100点を目指して書けなくなるより、60点でも「終わります!」と言って公開する勇気を持とう。
  • 「ついで」に5分だけ書く!: 歯磨きやおやつの「ついで」に。気合を入れずにサクッと書くのが、長く続けるコツだよ。

ケンタ:「よし、決めた! 僕、まずはこの本の主人公がどれだけ食いしん坊で面白かったか、5分だけ書いてみるよ!」

ガマえもん:「素晴らしいね、ケンタくん! 文章を書くことは、一生君を助けてくれる最高の味方になるよ。さあ、ケンタくんだけの物語をここから始めよう!」

おしまい


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