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がんばっても伸びないのはなぜ?努力の成果は「足し算」じゃない
ケンタ:「ガマえもん、もうイヤになっちゃったよ。毎日漢字の練習を30分もがんばってるのに、先週の小テスト、たいして変わらなかったんだ。努力したのに点数が伸びないし、やってる意味ないよ!」
ガマえもん:「なるほどね、ケンタくん。努力した分だけ点数が上がっていくはずだと思っていたんだね。間違ってはいないけど…でもね、ケンタくん。成果っていうのは『1+1=2』みたいな足し算じゃなくて、雪だるまを転がすみたいに増えていくものなんだよ」
ケンタ:「雪だるま?」
ガマえもん:「そうさ。雪だるまを作るとき、最初は手でギュッとにぎっても手のひらサイズで、転がしても全然大きくならないだろう?でも、根気よく転がしてある程度大きくなると、ひと転がしでドカンと大量の雪を巻き込んで巨大になる。成果の増え方は足し算じゃなくて、掛け算なんだ」
ケンタ:「言われてみれば、最初はちっとも大きくならなくて手が冷たいだけだよね」
ガマえもん:「もう一つ、こんな話がある。ここに薄い紙が1枚あるとしよう。厚さはたったの0.1ミリだ。これを半分に折ると2倍、もう1回折ると4倍、8倍と厚くなっていく。もし42回折り続けることができたら、どれくらいの分厚さになると思うかい?」
ケンタ:「うーん、ビルの屋上くらい?」
ガマえもん:「違うんだ。実はね、地球から月までの距離に届いてしまうんだよ。でもね、20回折ったくらいじゃビルの高さにすら届かない。多くの人は『全然増えないじゃないか』と途中でやめてしまうから、最後のドカンと増えるすごい爆発にたどり着けないんだ。もったいないと思わない?」
ケンタ:「途中でやめちゃうのはめちゃくちゃもったいない!でも、本当に月まで行っちゃうの!?」
見えないところでヒビを入れている時間
ガマえもん:「行くんだな!それに、結果が出ない時期には大事な意味があるんだ。他にもこんな話がる。大きな岩をハンマーで叩く人を思い浮かべてごらん。1回、2回、10回……全然割れない。でも、100回目にパカーンと真っ二つに割れたとする」
ケンタ:「100回目のスイングが『会心の一撃』だったんだ!」
ガマえもん:「ちがうよ、ケンタくん。岩を割ったのは最後の1回だけの力じゃない。手前の99回分の目に見えない小さなヒビの積み重ねがあったからこそ割れたんだ。成果が出ないときも決してムダになっているわけじゃない。目に見えない岩の奥深くに、しっかりとヒビを入れている準備の時期なんだよ」
ケンタ:「そっか……ぼくの頭の中でも、目に見えないヒビがしっかり入って準備が進んでいるんだね」
お金も時間と一緒に大きくなる
ガマえもん:「そう。そしてね、ケンタくん。この雪だるまや紙を折るの仕組みは、勉強だけじゃなくてお金の世界でもまったく同じなんだ」
ケンタ:「えっ、お金も雪だるまや紙を折るみたいに増えるの?」
ガマえもん:「銀行の貯金箱に入れておくだけじゃ増えないけれど、世界全体の成長を応援するような投資をするとね、増えた分がまた新しい仲間を連れてきて、雪だるま式にお金が増えていくんだ。ここで一番強い武器になるのが何だかわかるかい?」
ケンタ:「うーん、大金持ちになること?」
ガマえもん:「いいや、『時間』だよ。たとえば20歳から毎月コツコツ貯めて増やすのと、30歳になってから始めるのとでは、将来手元に残るお金に何千万円もの差がついちゃうんだ。早く始めた人ほど、雪だるまを転がす時間が長くなるからね。だからこそ、子どものうちからこの仕組みを知っておくことが宝物になるんだよ」
まとめ:努力の雪だるまは途中で投げ出さない
ケンタ:「最初はちっとも大きくならなくても、転がし続けることが大事なんだね!途中でやめちゃうのが一番もったいないってよく分かったよ。今日の漢字練習も、目に見えない成長に繋がっていると思ってコツコツ頑張ってみるよ!」
ガマえもん:「うんうん、その意気だよ、ケンタくん!努力の成果は、ある日突然ドカンと現れるものだからね。投げ出さずにコツコツ転がした人だけが、とてつもなく大きな雪だるまに出会えるんだ。ボクはずっとケンタくんの頑張りを見守っているよ」
▼続きはこちら。雪だるまを転がし続けるコツの話だよ。
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おしまい


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